手嶋氏の論調は、ジャーナリストの持つべき公正性に時に強く拘束され、日本という国の持つべき資質というか素養というか、読みてが意識しながら、または無意識のうちに帰結していくポイントへの切り込みを避けて書き込んでいるように思える。日本の次期戦闘機選定を巡り、激しく対立する日米。単純に日本人の税金で日本の為の防衛力を賄う事が許されなかった現実がそこにある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
外交ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2013年3月31日
- 読了日 : 2013年2月28日
- 本棚登録日 : 2013年3月31日
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