本書で重要な役割を果たすメタンハイドレートとは、石油・天然ガスに代わる次世代資源として近年、脚光を浴びています。
(日本近海の大陸棚にも、相当量のメタンハイドレートが分布していると推測されています)
本書になかでも語られいますが、その資源化は今なお難しく実験を繰り返している最中です。
http://www.jogmec.go.jp/news/release/docs/2007/pressrelease_080328.pdf
C.カッスラーは、アメリカ東海岸のメタンハイドレートを一気に大気に放出し、アメリカの崩壊ならびにメタンの温室効果による地球の温暖化によるロシアの肥沃化という奇想天外の発想を本書では披露しています。
着想に感嘆!!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
冒険小説
- 感想投稿日 : 2013年9月16日
- 読了日 : 2008年8月16日
- 本棚登録日 : 2013年9月16日
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