複雑なピースの状況証拠を積み上げ真犯人を追いつめていく手法はいかにもデミルらしい。捜査の主権がFBIに移管するという時間的リミット直前までもつれるが、最後は、心のひだを一枚一枚白日に晒すように追い詰めていく。ともすればメンドくさい手法で読み方もじれったく、やや論理性より情緒性に重きを置かれる傾向にあるが、本作品では巧なキャラクター設定も奏功して成功している。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2013年3月31日
- 読了日 : 2012年3月31日
- 本棚登録日 : 2013年3月31日
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