二重らせんでそれほどロザリンドが悪く書かれている気はしないのだが、それは記憶が薄れているからか。
ユダヤ系で女性という戦後すぐの時代では難しい立場にいながら、科学に身をささげた姿はすごい。一流の科学者と自分との懸隔を感じてしまった。どうしよう。
DNAの功績ばかりが取り上げられがちだけど、石炭やたばこモザイクウィルスでの具体的な功績には初めて触れた。これだけの仕事ができるのは、学生時代に勉学に一図に取り組んだからなのか。
性格的なところが災いしたところは大きいと思う。科学は能力だけではやっていけないところだと改めて感じた。
ハイキングや大陸旅行など、20世紀初頭の上流階級とはこんな感じか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
伝記
- 感想投稿日 : 2012年7月4日
- 読了日 : 2012年7月4日
- 本棚登録日 : 2012年7月4日
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