ネクタイ、広くは男の首元の装いに関するエッセイを、古今の洒落者を引き合いに出して綴ったエッセイ集。
ブラムメルのように初めて目にする名前もあるし、チャーチルやオナシス、ケネディのような超有名人もいれば、ボンドにポアロやマーロウも登場するのが楽しい。市井のサラリーマンたる私をして、ネクタイのお世話になりつつも面倒な厄介モノという感覚が最近高まっているが、たかだか首にぶら下げる布切れでここまでこだわりを持てるものかと感心してしまう一冊。--- 2008.12.02
読書状況:読み終わった
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新書 その他
- 感想投稿日 : 2008年12月4日
- 読了日 : 2008年12月4日
- 本棚登録日 : 2008年12月4日
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