虚の王 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2008年3月25日発売)
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本棚登録 : 323
感想 : 21
4

馳作品の中でも、結構「取っ付きやすい」ジャンルなんじゃないでしょうか?

感情を持たない超越した存在。
いつもの馳作品なら、そんな存在すら自我が崩壊しそうだけど、今回はその役割をキープ。珍しい。
でも、その展開が何となく、「取っ付きやすい」という印象を感じてしまいました。

その取っ付きやすさが、より「引き付ける魅力」を醸し出してる気もします。
比較的素直に、「うん、面白い!」と感じれましたね。

馳作品にしては、ホント珍しい。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: サスペンス
感想投稿日 : 2010年12月30日
読了日 : 2009年1月29日
本棚登録日 : 2010年12月30日

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