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tgrrさんの本棚 > マリアの月


レビュー by tgrrさん

小説   5

ハードボイルドといえば、男が女を守るために一人強大な悪の組織と戦うというのが定番。
で、宇宙航空関係の本書いている松浦さんのブログに紹介があったから読んでみた。
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2008/01/post_afa8.html

感想。400ページとは思えないほど早く読んでしまうくらいおもしろい。
最後の50ページくらいは本当にハラハラドキドキ。

内容。めんどいし、素人の俺が書くとよくわからないと思うのでw amazonから引っ張る。

華々しい経歴を持ちながら、訳あって自分の絵筆がとれない洋画家の本庄敦史は、師の勧めにより知的障害者更生施設「ユーカリ園」でアートワークグループの指導をすることになった。初めて訪れた「ユーカリ園」の園庭で敦史は、妖精のように美しくあどけない、22歳の河合真理亜と出会う。真理亜は少女時代に崖から転落、頭部を打った後遺症による精神発達遅滞のため「ユーカリ園」で暮らしていた。

敦史に絵画の指導を受け始めた真理亜は、たちまち驚異的な画才を発揮する。真理亜は、後遺症と引き替えに、高度な直観像記憶・カメラアイを獲得していたのだ。真理亜の絵は、瞬く間に評判となるが、あるとき彼女が描いた一枚の絵が、真理亜と敦史の運命を激しく変えていく。その絵こそ、時効を目前に控えた虐殺事件の「目撃証言」だった。

芸術によって結ばれた至高の純愛。欲望と悪意と謀略が支配する世界に生まれた、あまりにも儚い無垢な心を過酷な運命が翻弄する。真理亜は、深い記憶の底から追ってくる恐怖の刃から逃れ、聖なる未来へと辿り着けるのか。

久しぶりにこういう面白い本を読んだ気がする。

いやー、本当によかった。 登録日 : 2009年03月03日 13:52:53


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