第17回メフィスト賞受賞作。
イスラーム教文化における話であり、やや独特な雰囲気ではあるが、明快な論理展開で推理がなされる点、知識(この本ではイスラーム教に関するもの)が多く得られる点等において、ミステリのお手本ともいうべき作品である。
しかし、最後はメタ的な回収がなされており、読後感が不思議なものとなる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本(ミステリ)
- 感想投稿日 : 2009年11月12日
- 読了日 : 2009年11月12日
- 本棚登録日 : 2009年11月12日
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