デビュー作読んでこの人無理~と思ったのだけど、ホワイトとかブラックとかあるんですね。
別名義の青春小説がとてもよかったので、ホワイト乙一さんも読んでみようと。
ボツ小説の再生工場という本作のコンセプトは知っていてけど、
バラバラの作品でここまでの連作短編にしてしまうとは
やっぱりプロの書き手はすごいんだなぁと感心してしまいますな。
お話しの中だけで完結しない、登場人物にも舞台の町にも
過去があり未来があり同じ時や場所を共有しているたくさんの人がいて
という全方向への広がりを感じられて、ちょっとハッとしました。
「青春絶縁体」と「ホワイトステップ」がよい。
タイトルがほんとに秀逸だなと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
●あ~おの作家
- 感想投稿日 : 2013年9月16日
- 読了日 : 2013年9月15日
- 本棚登録日 : 2013年9月16日
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