プリティが多すぎる

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年1月24日発売)
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感想 : 185
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気になっていた作家さんのひとり、はじめて読みました。

お仕事ものをしてはちょっとゆるいし、かといって10代向けでもないようで、どこがいちばん書きたかったのかよく分からなかったな。
でもそれぞれに共感するところや微笑ましく思うところがあり、自分の過去を顧みるとこの歳になりなんか達観した気になります。やだなーもう。

娘が表紙を見て「すごいかわいー」といい、それを見ながら真似して絵を描いていました。
なんかピンクのハートがいっぱいの。
まだローティーンにも程遠いですが、ピピン読者の素地を十分に備えているようです。
毛嫌いせずに理解するように努めないと。
そこにもその年頃の必死さや貴重さがあるんだものね。

さらりと楽しめたので他も読んでみようかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 大崎梢
感想投稿日 : 2012年12月7日
読了日 : 2012年12月7日
本棚登録日 : 2012年12月4日

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