<2013年6月11日 再読>
珍しく旦那が小説を借りてきていたので拝借した。
こないだ「旅猫リポート」を薦めたらとてもよかったらしく、たまには小説もいいなと思ったらしい。
以前、この本を読んだ後に映画化されて、金城武と小西真奈美の印象はあったんだけど、真ん中4編はほとんど覚えてなかった。
千葉がおかしくも愛らしい。死神なのに。
「ミュージック」を偏愛しているくせに、なかなか博愛的な面を持っていたり。
噛み合わない会話も、教訓めいた言い回しも、なんだかキュート。
連作短編の話がさりげなくつながってたり、仙台の落書き男は「重力ピエロ」だよねーってところとか、伊坂さんの作品は細かいところがおもしろいよなぁと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
伊坂幸太郎
- 感想投稿日 : 2013年6月11日
- 読了日 : 2010年月
- 本棚登録日 : 2009年4月10日
みんなの感想をみる