一言でいうなら「長かった…」。
ようやく完結。長い長い磐音の旅が終わった感じで、それを読破したのもまた感慨深いというか。
金兵衛さんが逝き、正睦が逝き…と、ちょっと寂しいけれど、逆に空也は16歳になってるし、おそめちゃんと幸吉も祝言挙げてるし、時の流れを感じる終わり方。だいたい「二代目」はぼんくらが多いのが世の常だけど、空也がちゃんと成長してくれたのもうれしい。磐音はたぶん、20代から50代になってるよね。
ラストの舞台は磐音の故郷・関前藩。またしても実権を狙う輩が登場して、例によって磐音たちが解決するってお話。磐音パパの最期がとてもかっこいい。大団円なところもすっきり。途中、江戸の話が挟まれて、武左衛門とかがまだバカやってたりするのがほほえましい。
50巻超える物語で、途中幻術使いとかいうファンタジー的な刺客が現れたり、中だるみもしたし、1巻の衝撃とか今津屋とのくだりなんかに比べると、途中はどうでもいいなーと思いながら読んでたところもあったけど、読んでよかったと思わせるシリーズ。また1巻からちゃんと読み直そうかな~などと恐ろしいことを考えてみたり。
ちなみにあたしが好きなキャラは小田平助と由蔵さん。笹塚さまもかなり好き。こういうクセのあるキャラで、しかもたぶんもうだいぶ高齢のはずなのに、最後まで殺さないでくれてありがとうと作者に言いたい。

2016年2月27日

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読書状況 読み終わった [2016年2月27日]
カテゴリ 時代小説

え!田沼意次死んじゃったの!?と、いささかびっくり。てっきり、失脚させてトドメさすのが磐音だと思ってたのに。
物語は意次死後、意次から命を受けていた7人衆が動き出すってお話。あと二巻。ラストは大団円なんだろうな。そうあってほしい。

2015年8月30日

読書状況 読み終わった [2015年8月30日]
カテゴリ 時代小説

久しぶりの坂木司。いきなりメチャクチャ長編なんだけど、面白かったので一気読み。読後感があまりに爽やかでよかった。
主人公は高校生の泳君。父親に連れられて始めたサーフィンだけがまあ、趣味。ある時サーフィンで波待ちしてる時に、地元の「仙人」と呼ばれてる人から「終わらない波がある」と聞く。調べていくうちに、それはアマゾン川を逆流する波と聞いて、泳君、急に行きたくなる。バイトしたり、両親を説得したり、いろいろあってブラジルに単身、飛ぶ。ブラジルではこれまた不思議な体験だらけで…ってお話。若いってほんと、それだけで宝だな、成長する若者って美しいなと素直に思える一冊。それと、泳君の成長を支え、見守る大人たちの優しいこと。坂木司の描く人物って、ほんと優しい。

2015年8月30日

読書状況 読み終わった [2015年8月30日]

これってラノベ? なんかゆ~るい感じでさっくり読了。まあ二度とは読み返さないだろうけど、そこそこ普通に面白くて読むのが苦痛ってことはなかった。
最近力を失っているいろんなところのいろんな神様がいて、その願いをかなえる御用人に指名されたのが主人公良彦。普通神様は願いかなえるもんじゃないの?逆じゃん…って感じだったんだけど、神様は神様なりの悩みがあるらしい。

2014年10月12日

読書状況 読み終わった [2014年10月12日]
カテゴリ ファンタジー

猫好きさんってちょっと特殊だからなあ…。何よりも猫を大切にする。それがいいとか悪いとかじゃなくて。で、ほかのどんな動物よりも猫が好きな人なら、この主人公の気持ちは分かると思う。あたしは猫ももちろん好きだけど犬も好きだし鳥も好きだし…ってことでそこまで感情移入しなかったかも。
ストーリーはもうすぐ死ぬ主人公が死神との契約で、世の中から主人公が大事にしていそうなものを一つずつ消していけば、一日生きながらえることができるって感じ。携帯電話だったり、映画だったり。そしてラストは猫。さてどうするか…ってお話。

2014年10月12日

読書状況 読み終わった [2014年10月12日]
カテゴリ ファンタジー

ドラマになるので先に読んでみた。登場人物みんながNで、みんながみんな誰かのためにやってる…ってなお話。まあそれなりに面白かったんだけど、結局は「それなり」。

2014年9月27日

読書状況 読み終わった [2014年9月27日]
カテゴリ ミステリ

やっと大団円で終了。みんな幸せになってよかったよかった。なんか4000両の身請け金をあんな風にしちゃうとか、急いだ感はあるんだけど、幸せになってくれてよかったんじゃないかねえ。

2014年9月27日

読書状況 読み終わった [2014年9月27日]
カテゴリ 時代小説

ちょい前に読了。ホームレスやら女子従業員やら家出少年少女やらが閉店後のデパートに集う…ってお話。真保裕一はこういうノンストップ小説系が面白いんだけど、今回のはそうでもなかったかなあ。

2014年5月19日

読書状況 読み終わった [2014年5月19日]

ヤバい。チョー面白くて一気読み。なんというか、最近のネット社会のリアリティ…ってなんかおかしい日本語だけど、ものすごリアルな感じ。ちょっとした書き込みに躍らされる日本人のアホな部分がしっかり出てるって感じ。
美人のOL典子さんがめった刺しにされて火つけられて黒焦げ死体で発見される。容疑者として浮上したのは、典子さんの同期で地味な城野美姫。典子さんに好きな男取られたとか、会社で比較されたとか、典子さんの死体が発見されてから行方が分からないとか怪しさ満点なんだけど…ってお話。週刊誌の記者・赤星がもうテキトーな取材してあることないこと書きまくって城野さんは誰からも疑われてしまう。みんながちょっとずつ性悪でちょっとずつ可哀想な人たち。湊かなえにしては、読後感もそこまで悪くない。

2014年5月19日

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読書状況 読み終わった [2014年5月19日]
カテゴリ ミステリ

お馴染み、おっぱいメガネの美人古書店主栞子さんと、アルバイトの大輔君が古書にまつわる謎を解くかる~いミステリ。気負わずにサラサラ読めるのがいいよね。
得体のしれない栞子さんの母親智恵子が怖いー。でもまあ、ビブリア出て行った理由も分かったし、この人にとっては本からの知識を得ることが何よりも大切なことなんだから仕方ないかなー、とか思わせてくれた。大輔君はお父さんみたいにじっと待つタイプじゃなくてよかったね、、、、ってな感じ。

2014年3月30日

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読書状況 読み終わった [2014年3月30日]
カテゴリ ミステリ

澪、いよいよ幼馴染を救うための勝負に出る!って巻。ごりょんさんも再婚できたし、それぞれの道に歩き出す。もうだいぶ前に読んだので内容よく覚えていないんだけど、おもしろかったと思うww しかし、次の巻で最終巻なんだねえ…。結構面白かったから、もっと続いてくれればいいのに。磐音ほど続かれても困るけどwwwww

2014年9月27日

読書状況 読み終わった [2014年9月27日]
カテゴリ 時代小説

中盤まではなかなか面白く読めたんだけど、ラスト微妙~。なんかいきなり、自分の住む町が隣町と戦争を始めた。何も変わらないのに、死者の数だけが増えていく。主人公は密偵業務を町から依頼されるんだけど…ってな話。どうやらその世界では、なにかの「事業」のような形で戦争が行われて、戦闘が行われるのも何時から何時までで、場所はどこで…と決められているとのこと。そして仲が悪いから戦争するのではなく、お互いの町の発展のために行う。なかなか不思議な設定だけど、戦争ってやっぱり、そんなもんじゃないと思う。

2014年3月18日

読書状況 読み終わった [2014年3月18日]

信濃のとてつもなく忙しい病院の内科医・一止さん。漱石先生を敬愛していて、嫁さんを「細君」などと呼ぶちょっと変わりモノだけど、とても真摯に患者を見ていて、呼び出しにも不平不満を言わない。そんな中、一止の指導医・大狸先生の教え子の女医が病院にやってくる。とても腕が良く、とっつきにくいこともなく、不平も言わずに病院勤務していて、さらに学会への論文まで書いちゃうスーパーウーマン。だけど、彼女が時折見せる冷たい目の光。それには誤診をした医師を許せないと思った過去があって…ってな話。ラストは誤診をめぐる衝撃的なお話。まさか一止がそんなことになっちゃうとは!!…って、一応ネタバレ内容含むことにしているけども、ここは読んでのお楽しみだろうから伏せておく。とにかくともかく、一止も彼女も、どちらも正しくてどちらも間違っている…ってところかな。あたしは一止でも彼女でも、こんなふうに一生懸命に対応してくれるお医者さんならどっちでもいいかな。

2014年2月27日

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読書状況 読み終わった [2014年2月27日]

50巻で終了する予定の居眠り磐音シリーズ。長かったねえ…。ここんとこ磐音よりも弟子たちの活躍の方が多くて、磐音も年取ってきたのかなあ…などと感慨深かったり。まあここまで来たら、あと5巻読むけどね!
今回は辰平の想い人・お杏が博多から上京。祝言あげたいんだろうけども、ちゃんと一人立ちしたいんだろうけども、辰平は磐音と田沼一派との決着がつくまでは保留。それを許してくれる周囲の人たちの温かさと懐の深さがいいね。
はたして懸案事項はあと5巻で決着つくのかしらん?そいやここんとこぱったり出なくなったけど、鰻屋とおそめちゃんはどうなったんだろ?

2014年2月27日

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読書状況 読み終わった [2014年2月27日]
カテゴリ 時代小説

久々に伊坂作品で☆5つ。一気に読めた。面白かった!もう一回読みたいくらいな感じ。
よくよく読んでいくと分かるんだけど、「グラスホッパー」の続編らしい。グラスホッパーは鯨って名前の寝起きの悪い殺し屋が出てきたんだけど、今回もなかなかの活躍で大満足。鯨好きだったんだよねえ~。グラスホッパー以降、どんな人生を送ったのかが分かったし。
さて今回のテーマは東北新幹線。怪しげな仕事ばかりしてる「業者」がいっぱい乗っていて、いっぱい仕事をしている。檸檬と蜜柑の二人組の荒っぽい奴ら、とことん運の悪い「天道虫」こと七尾、元殺し屋の木村、そして、とても頭の良い中学生・王子。この王子が怖かった。この物語の「絶対悪」を殺し屋たちじゃなくて中学生が担っているのが面白い。殺し屋みんながスーツケースを探してて、王子が隠したりして、もうハチャメチャなんだけど、最後はすっきり。
王子の問い「どうして人を殺してはいけないのか」という答えをした塾の先生、この人前にどこかで出てきた?

2014年2月20日

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読書状況 読み終わった [2014年2月20日]
カテゴリ ミステリ

なんとなくいそうでいない幽霊のお話。読むのに苦労するほどではないんだけど、そんなもんかなーってくらい。

2014年1月19日

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読書状況 読み終わった [2014年1月19日]
カテゴリ ホラー

なんとなくそこにある冥界のお話。近くだったり遠くだったり。短編集なのでサラリと読了。柿の木にどうしてもひきつけられる主人公のお話が「こわい」かも?ってくらい。

2014年1月19日

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読書状況 読み終わった [2014年1月19日]
カテゴリ ホラー

まあ「写真」に関する小説だから読んでみるかー、宮部みゆきだし、はずれはないだろうーーって思ってたら、宮部みゆきにしてはハズレな感じ。
ストーリーは、酔狂な花菱父母が古い写真館を住宅として購入。その写真館は「小暮写真館」と言って、数年前まで店主のじいさん・小暮さんが死ぬまで一人でずーっとカウンターに座っていたらしい。花菱家の長男「花ちゃん」のところに、いろんな人からちょっとオカシイ写真が持ち込まれて…ってな感じ。
人の思いによって「念写はできる」とか、じいさんの幽霊、死んだ妹の幽霊なんかが出てくるような来ないような感じでファンタジーかと思いきや、ラストは家族の話になってしまって何だか消化不良。テンコだコゲパンだと主人公の「花ちゃん」を取り囲む人たちはみんないい子たちだし、花菱父母、弟のピカもかわいくていい子。垣本女史も不動産屋の社長も、キャラはしっかり立ってて、読みやすくて…って、そんなところは宮部みゆきなんだけどねえ。

2013年12月29日

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読書状況 読み終わった [2013年12月29日]
カテゴリ ミステリ

乙一が、何かの小説の応募作をリライトした短編集。ある町のある出来事がいろいろ混ざってて、ファンタジーあり、ミステリあり…ってな感じになってる。…んだけど、何となくやっぱり統一感がないんだよねえ。まあ、サラッと読む分には苦もないけど、そこまでどうしても好きって作品ではなかったかも。
個人的には、雪が降ってても本を読むのをやめられなくてバス停で一晩過ごしたりしちゃう活字中毒の潮音さんはキャラ的に好き>

2013年12月28日

読書状況 読み終わった [2013年12月28日]
カテゴリ ミステリ

会社の上司に騙されて、まんまとリストラされてしまった中年おっさんの主人公。どこに行っても再就職先はなくどん底。そんな時、道端の草って食べられるんだよね…ってことに気づく。そしたら、カネがなくても「くいっぱぐれる」ってことはないじゃないか!と。いろんな雑草を調理して食べて、さらには川魚釣りにも手を出して食う…というお話。タダで手に入れた食材を弁当にして売る→評判になるというまあ、デキすぎたサクセスストーリー。
どことなく有川浩「植物図鑑」を思い出した。道端に結構食える雑草ってあるんだよね。フキノトウとかタラノメとかは食うけど、タンポポまでは食ったことないなあ…。あたしも仕事を辞めたらこうやって食うのもまたいいかも…とか思ってしまった一冊。

2013年12月28日

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読書状況 読み終わった [2013年12月28日]

「笑う哲学者」ツチヤ先生のお話。いい人のニオイがした。

2013年9月29日

読書状況 読み終わった [2013年9月29日]
カテゴリ エッセイ

不幸な過去のあるおちかが、叔父のやっている三島屋に奉公に行って、世の中の不思議な話を聞く…というお話のシリーズ第二弾。帯にも書いてあったけど、「宮部流百物語」ってところかな。前作では「忘れられてしまうことが一番怖いこと」というのがテーマでラストがイマイチな感じだったと記憶してるんだけど、今回のはほのぼのと読めた。おちかが「人は変われるんだ」と少しずつ思い出してきたのは百物語による成長かな。
今回は紫陽花屋敷に取りついている「くろすけ」のお話が一番好き。主夫婦との交流はとても優しくてよかった。きっと「くろすけ」も幸せな生涯を送ったんじゃないかな。三島屋の隣の「お梅さん」のお話も好きだったんだけど、ちょっとずつ妬みだとか恨みだとかが渦巻いて、でもそれが人間なんだろうなと思う。ラストの押し込みの話もなかなかな締め具合。

2013年6月30日

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読書状況 読み終わった [2013年6月30日]
カテゴリ 時代小説

映画にもなったし、実際に高知県にある「おもてなし課」をモデルにした観光小説。県庁の頭カタイ連中が高知県の観光について考える話。主人公の若者たちがみんなさわやかで、それぞれに心の動きなんか丁寧に描かれているんだけどーーーー、肝心の高知の観光についての話がねえ…。「観光のエキスパート」みたいな感じで出てくる元県庁職員・高遠の出したプランがなんとなく「ありがち」感がして目新しさがないんだよね。そんなんすでにみんな知ってるしーって感じなところが残念だったんだけど、まあそれなりに面白くはあったかな。

2013年6月29日

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読書状況 読み終わった [2013年6月29日]

この人遅筆~!!内容面白いのに、こんなに出すの遅いと忘れちゃうってー!今回は割と、作者のSっぷりが落ち着いていた感じで、澪もあんまり辛い思いしなかったのでよかったんじゃないかなー。佐兵衛の行方も分かったし、芳も幸せになれそうだし。この際澪は一柳を継いで天満一兆庵を再興すればいんじゃね?少なくともつる家よりは一柳の方が格は上でしょ。

2013年6月29日

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読書状況 読み終わった [2013年6月29日]
カテゴリ 時代小説

最近もう湯川先生=福山雅治みたいなイメージでしか読めなくなっちゃって、それはそれで残念なんだけれど、原作の湯川先生は割と人間らしいんだよね~。人んちの鏡に方程式書いたりしないしwww
さて今回は、湯川先生が訪れた田舎の海の町が舞台。海底資源を試掘しようとする企業側に招かれて技術的な説明をするために湯川先生はそこを訪れるんだけど、宿は試掘反対派の活動をしている女の家で…ってな具合。妙に冷めた小学生が親戚んちから訪れていて、湯川先生と交流する。でも次の日、湯川先生と一緒にその宿に泊まっていた客が崖から落ちて死亡。その客は元警視庁の刑事で、事故なのか?殺人なのか?って感じで進んでいく。サラリと読んでしまえて楽しかったんだけど、ラストはちょっと悲しい終わり方だったなあ…。

2013年6月16日

読書状況 読み終わった [2013年6月16日]
カテゴリ ミステリ
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