神様のカルテ (3) (小学館文庫 な 13-3)

著者 :
  • 小学館 (2014年2月6日発売)
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信濃のとてつもなく忙しい病院の内科医・一止さん。漱石先生を敬愛していて、嫁さんを「細君」などと呼ぶちょっと変わりモノだけど、とても真摯に患者を見ていて、呼び出しにも不平不満を言わない。そんな中、一止の指導医・大狸先生の教え子の女医が病院にやってくる。とても腕が良く、とっつきにくいこともなく、不平も言わずに病院勤務していて、さらに学会への論文まで書いちゃうスーパーウーマン。だけど、彼女が時折見せる冷たい目の光。それには誤診をした医師を許せないと思った過去があって…ってな話。ラストは誤診をめぐる衝撃的なお話。まさか一止がそんなことになっちゃうとは!!…って、一応ネタバレ内容含むことにしているけども、ここは読んでのお楽しみだろうから伏せておく。とにかくともかく、一止も彼女も、どちらも正しくてどちらも間違っている…ってところかな。あたしは一止でも彼女でも、こんなふうに一生懸命に対応してくれるお医者さんならどっちでもいいかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ヒューマンドラマ
感想投稿日 : 2014年2月27日
読了日 : 2014年2月27日
本棚登録日 : 2014年2月27日

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