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  <title>本中毒。</title> 
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  <description>テキトーに読みあさった本たち。</description> 
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  <title>アミダサマ (新潮文庫)</title> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41XOUc0YjXL._SL160_.jpg" /><p>これはーーー、評価が難しい一冊。因習とか怨念とか大好きなワタクシなんでございますが(おいwww)、そういう点ではハナマル。ある日突然、「コエ」に呼ばれてユウトが行った先には、ゴミ捨て場の車の中で全裸で弱っている女の子。ちょうど同じころ呼ばれて行った住職・ジョウガンとともにその女の子・ミハルを助け出す。住職はユウトとミハルを「出会ってはならないもの」として引き離す。ミハルはジョウガンのもとで育つけれど、寺の周りの社会で何かが少しずつ狂っていく。聡明なジョウガンの母が人の悪口を平気で言うようになったり、ミハルを溺愛したり、ここ何十年も起きなかったのに突然中学生とガソリンスタンドの店員が同じ日に自殺したり、優しい嫁と評判の人がボケた姑の足の爪を剥いでいたり…と。ミハルのせいなのか？と思わせる何ともいえない恐怖が面白すぎる。けれど、ラストがねー、うーん。忽然とミハルが消えて、ユウトの娘として生まれてくる…というオチはなんだかなーって感じなので☆を一つ減らした。</p>]]>
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  <dc:date>2012-01-26T02:04:01+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>ホラー</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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  <title>東雲ノ空-居眠り磐音江戸双紙(38） (双葉文庫)</title> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51n%2B4JQ52BL._SL160_.jpg" /><p>久々に磐音が☆5つ。やっと江戸に帰ってきて、旧知の人たちと再会を喜ぶ磐音たち。でも田沼一派の魔の手はいつも磐音たちを狙っていて…。なんか磐音たちが出ていった頃とたいして状況は変わってないんじゃ？なのになんで戻って来れるわけ？とか思ってしまう。でも、田沼一派との最後の闘争には磐音が口火を切るとみんな期待しているらしい。でも一介の道場主が何で老中と一戦交えることができるんだろうねえ～。</p>]]>
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  <dc:date>2012-01-19T18:59:15+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>時代小説</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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  <title>九月が永遠に続けば (新潮文庫)</title> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41m%2B2ZkrmcL._SL160_.jpg" /><p>旦那と別れ、高校生の一人息子と暮らす主人公。前の夫が再婚した女の娘(ややこしい)が付き合っているという教習所の教官と寝たりしてひそかに満足している日々。ある日息子が突然失踪。教官は列車にはねられて死亡…と突然不幸が舞い降りてくる。途中までは退屈なオバハンの話か…と思っていたけれど、後半になるにつれてなかなかエキサイティング。息子が好きになったのは…というところで大逆転。でも主人公、ニ回も裏切られた感じなんじゃないかなあ…。</p>]]>
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  <dc:date>2012-01-19T18:57:45+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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  <title>狐火の家 (角川文庫)</title> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51vKw7Zf1AL._SL160_.jpg" /><p>うん、なかなか。前作「硝子のハンマー」で登場した弁護士・青砥純子とセキュリティーショップの店長でもしかして泥棒？の榎本コンビが織りなす「密室」にこだわった短編集。短編ってあたしさっくり読んでしまえるから物足りない感じがして、もうちょっとじっくり読みたいって気がするんだけどもいたしかたない。タイトルにもなった「狐火の家」は、田舎の一軒家で愛娘が殺されてしまう。発見者は父親。娘が帰ってきて父親が帰ってくるまでの間は、外で家を必ず視界に入れている人がいて、犯人は逃走した形跡ナシ。さあこの謎をどう解く？というお話からぐいぐい引き込まれて楽しかった。ラストのDog kmowsで、座長が殺されたのにまったく重大なこととはとらえていない劇団員たちのコメディタッチも、ラストにクスッと笑わせてくれて好きな部類。次回作も楽しみー！</p>]]>
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  <dc:date>2011-11-21T04:44:18+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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  <title>おまえさん（上） (講談社文庫)</title> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51RXrC3RoyL._SL160_.jpg" /><p>とっても長編なんだけど、サクサクと読み進められるのはさすが宮部みゆき。井筒同心モノの第三段。いつものように井筒の旦那の甥っ子弓之助がサクサクと犯人を言い当ててしまう、しかも中盤。なのにラストまでちゃんと物語を続けていくのが不思議極まりない感じ。でも、最後までにすべての謎やすべての案件にカタがつき、大団円。人情のあった江戸時代って、いいね。</p>]]>
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  <dc:date>2011-11-08T02:40:29+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>時代小説</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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  <title>心星ひとつ　みをつくし料理帖 (角川春樹事務所　時代小説文庫)</title> 
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<![CDATA[
<p>澪の恋、実る！かと思いきや、料理人としての道を捨てられない澪。恋を実らせて小松原に嫁ぎ、料理人としてはやっていけないのかなあ~？</p>]]>
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  <dc:date>2011-11-08T02:38:33+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>時代小説</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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  <title>今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)</title> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51HA3tuet1L._SL160_.jpg" /><p>おっと、レビュー書くのも忘れて読みふけっていたということに気づく。実際はすでに次の巻を読んでいるんだけれど、これもまたサクサクと読了。澪の小松原への想いがあふれる一冊。小松原の母が「つる家」を訪ねてきたりして…なかなかに波乱。</p>]]>
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  <dc:date>2011-10-12T19:11:39+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>時代小説</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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  <title>花散らしの雨 みをつくし料理帖</title> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51yJf-b1TwL._SL160_.jpg" /><p>なんとなく淡々と、でもその中にドラマがあって、ライトノベルのようで、少女マンガのようで、でもなかなかに読ませてくれる「みをつくし料理帖」シリーズ第二弾。少女漫画みたいだなーと思ったら、作者漫画原作者でしたwww　新装「つる家」の料理人として働く澪。いろいろと困難に立ち向かいながらも、季節ごとの料理を一心に貫く。何もないところから、料理の腕一本でいろんな人脈を築き、困難に立ち向かっていく…って、あれれ、これ、「女版居眠り磐音」っぽい！</p>]]>
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  <dc:date>2011-10-06T09:15:49+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>時代小説</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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  <title>八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)</title> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51e9Q5F9J%2BL._SL160_.jpg" /><p>シリーズ一冊目としては、なかなかな感じじゃないですかねえ。最初のダメな感じから、苦難をいろいろ背負いながらも頑張って成長していく澪が、読んでいて気持ちいい本。大阪で生まれて、大水で両親を失った澪が、とある料理店に奉公に出て、その奉公先も火事で焼け、女将と一緒に江戸に出てきたんだけども、江戸でも頼るすべがなくなってて、女将とどうやって暮らそう…としていたところに蕎麦屋のおやじのところで働くことになり…というお話。幼馴染の野江ちゃんとの交流とか、蕎麦屋に通う謎の武家・小松原とか澪をなかなかに支えてくれる人たちがいて、これから先もいい味追求してね！って応援したくなる。ちなみに巻末に、出てきた料理のレシピが載ってたりすると、思わず作りたくなってしまったwww</p>]]>
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  <dc:date>2011-09-30T03:27:58+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>時代小説</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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  <title>一矢ノ秋 ─ 居眠り磐音江戸双紙 37 (双葉文庫)</title> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51exsXfIcuL._SL160_.jpg" /><p>久々にすっきりーー！！磐音シリーズはここんとこ、磐音が不遇の時を過ごしていて、姥捨の郷に逗留してたもんだから、ちっとも「江戸草子」じゃなくて、つまらなくてつまらなくてどうしようもなかったんだけど、今回はすっかりした！
延々としつこく追ってくる雹田平と神田橋の田沼意次の妾・おすなだけども、今回やーーーーーっと、カタがついた！対決は手に汗にぎる団体戦だし、あたしの大好きな槍折れの平助は大活躍してくれるしで、磐音を読み終わって久しぶりにすっきりした巻。いよいよ次巻は江戸に帰るのかな！みんなが磐音たちを待ってるよー。</p>]]>
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  <dc:date>2011-08-25T04:06:03+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>時代小説</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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  <title>紀伊の変 ─ 居眠り磐音江戸双紙 36 (双葉文庫)</title> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/517NQBsbgSL._SL160_.jpg" /><p>最近磐音シリーズがイマイチ感…。江戸にいないからだろうなーと思ってみたり。今回もまだ、紀伊の山ん中の雑賀衆の郷に身を寄せている磐音とおこんと空也たち。静かな日々が送れるかと思いきや、磐音は紀伊で問題になっている世継ぎ問題や丹の採掘所をお上が統括するか…とかそんないざこざに巻き込まれてしまう。まあ磐音は相変わらず飄々と問題を解決してしまうのだけれど、特に進展もなくーーー。ちなみに雹田平の部下おつなを仕留めたのは大きかったのではないかなー。</p>]]>
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  <dc:date>2011-06-27T07:48:45+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>時代小説</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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  <title>姥捨ノ郷 ─ 居眠り磐音江戸双紙 35 (双葉文庫)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/timetoki/archives/4575664782</link> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51nM8v-CJBL._SL160_.jpg" /><p>居眠り磐音シリーズとしては、結構長くかかって読み終わったかも。最近磐音があんまり活躍しないのでつまらん。やっぱり白鶴とおこんの間でフラフラしていた頃が一番面白かったかも。

さて今回は、老中田沼意次の魔の手から逃れて、忍びの霧子が生まれ育った場所へと隠れる磐音とおこん。今回は磐音を追いかけてくる魔の手は迫らず、割と落ち着いた巻だった。磐音の弟子の二人が磐音たちに会いたくて磐音たちの所在を突き止めるのもまたおもしろい。でも、あの弟子二人が行きつけたってことは、田沼の刺客も行けるんじゃないの？とか思うんですけどー。さてご懐妊だったおこん。やっとこさ男の子生みました。名前は空也。この子はいったいどんな育ち方していくんでしょうかねえ。それまた楽しみだったり。</p>]]>
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  <dc:date>2011-04-09T03:36:10+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>時代小説</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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<item rdf:about="http://booklog.jp/users/timetoki/archives/4167672065"> 
  <title>ドラママチ (文春文庫)</title> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51bBTVBcDfL._SL160_.jpg" /><p>角田光代作品は、結構「ケッ」って思うことが多いけれど、これはなかなか面白かった。まあもちろん「ケッ」と思うところもあるけど、いろんな不満を抱えながら、いろんな夢を見ながら生きる女たちの姿。「あー、こういうのいるいるー」って思ってしまう。自分の身の丈に合わないことを望んでもどうしようもないことを分かっていない女たち。足元をしっかり見ればそんじょそこらに幸せは転がっているのにね。</p>]]>
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  <dc:date>2010-11-30T19:36:29+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>ヒューマンドラマ</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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<item rdf:about="http://booklog.jp/users/timetoki/archives/406276413X"> 
  <title>永遠の0 (講談社文庫)</title> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51JAfH7oHRL._SL160_.jpg" /><p>もしも、☆が6つまであるのだったら6つ付けたいくらいの本だった。

タイトルの「0」は零戦のこと。司法試験に受からずうらぶれている弟と、フリーライターを目指している姉が、終戦数日前に特攻で死んだ祖父のことを調べていくという話。祖母も死に、母は父親のことを知らない状態。姉弟は戦争中に、祖父と一緒に隊にいたことのある人を頼って生前祖父がどんな人だったのか…を知っていく。話を聞いていくうちに、祖父は零戦の天才的なパイロットだったが、一方で命を惜しみ、家族のところに帰りたがっているような、当時「卑怯者」と呼ばれていた男だったことを知る。

そんな祖父を嫌っている人、そんな祖父のためなら死んでもいいと思う人…と、さまざまな人に姉弟は巡りあっていくのだけれど、最後にたどりついた場所に驚愕。そこにつながっていたのか…と思う。祖父が祖母に残した「僕は帰ってくる。腕がなくなっても足がなくなっても帰ってくる。もしも死んでもどんな形でも帰ってくる」と言った言葉は、こういうことだったのか…と思う。そして、最後にぶら下がっていた「生」の糸を祖父はなぜ手放してしまったのか…という内容が明かされると涙涙。ラストまでぐいぐい引っ張ってくれる。

なかなかにして魅力的な人物として描かれている祖父だけれど、それ以上に戦争、特攻という歴史的背景が重い。ほんの60年ちょっと前に、自分の命を懸けてこの国と自分の愛する者たちを守ろうと「十死零生」の特攻に行った若い男たちが本当にいたことが重い。

ふと現在を思う。今まさに隣国では戦争が始まるかもしれない状況に置かれ、突然日本にミサイルの雨が降ることもあるかもしれない。けれど、その時日本国民は、一丸となって自分の国を守るために戦えるのか。「国を守るのは自衛隊の仕事だ」なんて甘っちょろいことを言う国民ばかりではないのか…と。少なくとも、第二次大戦の頃に生きた若者たちは、命を懸けて自分の国を守ろうとした。一丸となっていた。戦争の是非はおいておいて、その精神は崇高なものだったと思う。

戦後、占領したアメリカから日本国民は、日本のしてきたことは間違いで、戦争は忌むべき存在で、日本はダメな国だ…という思想を植え付けられてしまった。平和ボケ、核アレルギー、軍隊アレルギーになって、自分の国を大切に思うことをしなくなってしまった。戦争は確かに忌むべき存在かもしれない。平和がいいに決まっている。けれどそれは、自身で努力することなく手に入るものではないと思う。</p>]]>
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  <dc:date>2010-11-26T16:38:35+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>ヒューマンドラマ</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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<item rdf:about="http://booklog.jp/users/timetoki/archives/4101250251"> 
  <title>砂漠 (新潮文庫)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/timetoki/archives/4101250251</link> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41T43dRdclL._SL160_.jpg" /><p>もうずいぶん前に読み終わって、レビュー書くのをすっかり忘れていたんだけれど、カナリ面白い部類だったと思う。東西南北という字のどれかが入ってるというだけで「西嶋」に麻雀に引きずり込まれた主人公たち大学のクラスメイト。春夏秋冬それぞれにいろんな事件があり、ちょっとしたトラブルだったり、警察沙汰になったり…。けどこの西嶋というキャラがものすごくしっくり。これまた破天荒キャラであたしが大好きな部類だったりする。何でも、できるところからやってみればいいんじゃない？って問いかけがなされる。あたしも野良ネコに餌をやるところからやってみようかな。そしたら砂漠に雪を降らせることができるかも。</p>]]>
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  <dc:date>2010-11-26T16:32:31+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>pianissimo</dc:creator> 
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