マンガ嫌韓流 4 (晋遊舎ムック)

著者 :
  • 晋遊舎
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本棚登録 : 89
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883809448

感想・レビュー・書評

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  • んー、「1」のあたりの方が、もっと視点が公平だったように思う。それだけ、参政権の問題を重大にとらえているということでしょうね。これは自分も考えなきゃならん、と思いました。

  • この本を読んだ事を公開する事で、自分自身や家族の身に危険が及ぶかも知れません。しかし、一人の日本人として、勇気を振り絞って、多くの方々に、このような本が存在するという事を伝えたいと思います。この本の内容を知って下さい。

  • これは在日コリアンを対象にしているけれど、多分最大の欠点は●在日コリアンの人物描写にあからさまな悪意がある●在日コリアンをあたかも宗教団体か政治団体のように1つの「邪悪な」意思を持ち動く集団のようにみなしている●欠席裁判のように不公正で一方的な糾弾

    「この作品での人々の描き方には、特徴を誇張した表現が一部含まれていると受け取られるかもしれません。このような描き方は、差別であるという指摘があるかもしれませんが、人々の特徴を誇張して描くことは、漫画の重要な表現手法のひとつであることをご理解ください」と出版社は断っている。

    本書では、日本人(賢明で理性的でデータに基づく議論ができる)が、在日コリアン(何かというと「差別だ!」の一本やりの大馬鹿か、無知で日本人に教えられる素直な馬鹿のどちらかが中心)が、「在日問題」について議論する。こうした表現手法の誇張もしくは悪意があるとしか思えない虚構は、内容の誇張を伴い、実際本書には事実と誇張の境界が曖昧で、手法的な誇張によって内容の事実のうちネガティブな側面を誇張して見せるという効果を利用し、日本人の在日に対する憎悪や危機感、軽蔑感を煽るか創出しようとしているとみなせるところが多い。

    著者の主張は大まかに、在日コリアンは「地方選挙権→地方被選挙権→国政参政権→日本を乗っ取り」する未来絵図を描いており、そのための下準備のようなものとして、1.歴史事実の捏造による日本人の記憶操作、2.差別のレッテル貼りによる言論封殺、3.暴力的抗議による言論封殺、4.帰化在日の政治家が在日の利益のために働くという4点。これを阻止する最善の策は「在日を半島に帰国させること」としている。

    普通に考えて「日本乗っ取り」のためには超高度な組織的求心力が必要になるものの、あり得る組織としての民団や総連は到底そんな力を持っていない。それどころか若者離れを食い止めるのにけっこう大変そう。どの特定組織が具体的にどうやって「乗っ取り」をくわだてているのかということを示さずに、まるで在日コリアンが「日本乗っ取り」という1つの目的に向かって動く集団であるという著者の妄想を真実であるかのように描いている。

    個々の事件や現象については、予め在日の言い分を排除している。なぜそうなったのか、どうしたら改善できるのかという観点がなく、糾弾一方となっている。既存の書籍や雑誌などから在日コリアンにとって不利な証拠をかき集めるだけかき集めて脈絡関係なしに配置している。例えば戦後直後に在日コリアンによる犯罪が多発したことについて、当時の日本人による犯罪発生件数には言及していない。所得税脱税や生活保護の不正受給についても同様。韓国人には血統的に強姦犯が多いとかいう「研究」は論外。従軍慰安婦の捏造された記憶を批判する一方で、彼女ら並みの曖昧な記憶に基づく証言を自分の論拠に有利であれば、証拠として採用する。もちろん正論も中にはあるけれど、日本の中のマイノリティに関する本としてはちょっと酷すぎくないかと思った。一定の先進国なら問題になりそう。

  • 在日韓国・朝鮮人が、今までいかに「強制連行」だ「差別」だと歴史を歪曲・捏造し、「在日特権」とでもいうべき特権階級を手にしているかを暴く漫画仕立ての本。
    人権擁護法案や外国人参政権などにも触れて、その危険性も説いている。
    タイトルがちょっとアレだし、かなり偏った表現もあるんでそういった点は読み流した方がいいが、とにかく日本人はこれでも読んで、もっと危機感を持った方がいいと思う。

    ちなみに4からでも十分読めます。

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著者プロフィール

山野車輪(やまの・しゃりん)
1971年生まれ。2005年、日韓関係の歪みを最初に指摘した『マンガ嫌韓流』(晋遊舎)を出版し累計100万部突破。『ニューヨーク・タイムス』『タイムズ』など海外の新聞でも紹介される。2010年、世代間格差問題に切り込んだ『「若者奴隷」時代』(晋遊舎)を出版し、高齢者批判を先取りした。国産ヘヴィメタルコレクターでもあり、2018年に出版した『ジャパメタの逆襲』(扶桑社)にてアニメソングとの密接な繋がりを指摘し、ディープなオタクに評価された。

「2021年 『オタクが日本を「右傾化」させた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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