「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書 45)

著者 :
  • 扶桑社 (2009年2月27日発売)
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感想 : 135
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最近ちょっと新書ブームで、気になる話題を
可愛い挿絵つき解説で書かれているので、気になって読んでみました。

うーん、この本はとっかかりという感じですね。
でも、年金についての1番大事な箇所
「税金からも年金代は捻出されるので、結局未納のほうが損」
これは結構気が付いていない人が多そうなので、
ここを突いてるとっかかりはとても良いなぁと思いました。

とはいえ、年金はまだまだ改善が必要だと思いました…
同じ請求が二箇所からきたり、結構いいかげんに扱われてそうで
怖いと思ったことがあります…
今払ってるお金と実際貰うお金は別物、というのも
もう1つの重要なキモなんですね。
この理屈だと今言われている「積み立て方式」って
どうなるんだろうとも思いますが…

本に書かれてる通り、介護や福祉のお金のほうが問題と思います。
年金含め何十年も前から増えることはわかっていたはずなのに
何故今じたばた振り回されることになってるんだろうと
思ってしまいますね…(´д`)

兎に角凄く読みやすいので、「とっかかり」には
凄くいいと思います。
解らないこと、腑に落ちないことは更に調べればよいわけで。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一般系
感想投稿日 : 2013年8月3日
読了日 : 2013年8月3日
本棚登録日 : 2013年8月3日

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