きらきらひかる (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1994年5月30日発売)
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本棚登録 : 22469
感想 : 2595
5

美しい小説だった。
笑子が「ずっとこのままがいい」と願ったように、わたしもずっとこの物語を読んでいたかった。二人の生活をずっと覗いていたかった。

笑子はとても純粋で、可愛くて。笑子がとってしまう行動は自分と重なるところもあって、やけに納得してしまった。そして、笑子を宥めるときの睦月は、恋人に似ている。

笑子と睦月の性格が本当にすきで、この二人の名前が性格のイメージにあまりにもぴったりで感動してしまったほど。
紺もよかった。すごく。

何度も読み返したいとおもう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年5月14日
読了日 : 2012年5月14日
本棚登録日 : 2012年5月14日

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コメント 1件

319mgさんのコメント
2012/05/17

>笑子と睦月の性格が〜
という感想がどんぴしゃりで、感動してしまいました。
笑子と睦月って本当イメージ通りの名前ですよね。

睦月のような宥め方をしてくれる相方さんということで非常に羨ましいです(笑)

読んでいる作品も似ているのでついコメントをしてしまいました。是非またレビューお願いします(^^)

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