サテュリコン: 古代ローマの諷刺小説 (岩波文庫 赤 122-1)

  • 岩波書店 (1991年7月16日発売)
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本棚登録 : 174
感想 : 14
5

時代:1世紀
舞台:古代ローマ

ローマ貴族ペトロニウスが、ネロ帝を楽しませるために書いたと言われる作品。
大部分が欠けていて、本書もかなり読みにくい。
しかし、逆にそこを想像(正しくは妄想)することがまたひとつの楽しみになってしまうお話。
エンコルピオスとギトンのカップルは、まるで『ポーの一族』の、エドガーとアランのよう。
まあ、エンコルピオスはエドガーよりだいぶおっちょこちょいだけど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 古典・神話
感想投稿日 : 2008年11月15日
読了日 : 2008年11月15日
本棚登録日 : 2008年11月15日

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