木島日記 もどき開口

著者 :
  • KADOKAWA (2017年11月2日発売)
3.46
  • (1)
  • (6)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 73
感想 : 6

まさか2017年になって新作が出るとは思わなかった『木島日記』。本書で完結編となる。
文庫の新装版でひさしぶりに前2作を読み返し、新作に手をつけたのだが、一番驚いたのは文体の変化だった。前2作は良くも悪くも『漫画版を読んだ人』向けのノベライズという印象が強かったのだが、本書はシリーズの特徴を踏襲しつつも、『小説』として完結している。そこが一番の違いだろうと思う。
※どちらが良い・悪いという話ではない。

ところで、旧版の単行本はどちらもハードカバーだったので、本書と並べるとちょっと統一感が無いのが残念。まぁ、この厚みの本をハードカバーにすると、重たくてかなわないのも事実なのだが……。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年11月11日
読了日 : 2017年11月11日
本棚登録日 : 2017年11月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする