花咲ける青少年 (第6巻) (白泉社文庫 い 1-16)

著者 :
  • 白泉社 (2002年3月20日発売)
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本棚登録 : 156
感想 : 11

特別編を読むための予習に友人宅で読んできました。
話の筋は覚えてるのにナジェイラ殿下がどんな役割だったとかすっかり忘れてて。ああ。こんな役目だったね。
ルマティが空港に降り立って、演説するシーンは空気までこちらに届きそうな感じでした。本当に大人になったんだな。
クインザも。悲しかったです。
誰から見ても頭が切れると言われた人もどんなことを見て絶望したのか。
そして、2年も殿下を見るこもなく計画が実行できたことの強さも。
絶望ゆえの行き着く先は、破滅しかなかった。

マハティ陛下で始まってそして終わった。そんな話ですが本当に静かに終わった。
キャスリーンを最後まで愛しぬいた陛下に感服しました。
昔の思い出は強いのかもしれません。
きっとキャスリーンとマハティ陛下はフレドリックを待っているのでしょう。
そしてフレドリックも。自分のライフワークを語る日を。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Comic(少女・女性系あ行)
感想投稿日 : 2011年9月11日
読了日 : 2011年9月11日
本棚登録日 : 2011年9月11日

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