映画化も予定されてるらしく、映画になったら相当面白いと思う。なんとなくビジネス本?的な感じで読んでたら、極上のエンタテイメントでした。僕らが今普通に聞いているMP3というフォーマットが、規格戦争を勝ち抜いた「VHS」のようなものであること。CDの工場から、海賊版をリークし続けた「シーン」の男。そして、音楽ビジネスを牽引し続けた業界の大物。3つの話がつかず離れず並走しながら、大きな大河に流れ込んでいく。見せしめ的に違法ダウンロードの取り締まりが行われたことも知らなかった。邦題の「誰が」に込められたのは、無料の音楽を当然のように享受し続ける“大衆“に胸に手を当てさせる意味もあっただろう。
生きている中で最高のラッパー、リルウェインもきになる!
読書状況:読み終わった
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2017年2月14日
- 読了日 : 2017年1月14日
- 本棚登録日 : 2017年2月14日
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