図書館で借りた本、結局4冊中1冊しか読めなかった>_<
読む気にならない時は本当になりません。
でも本シリーズは一冊が短めで読みやすいので意地でも!と思い。それにシリーズだからちゃんと制覇したいですし。
翻訳もののように、本国では続いているのに途中でストップなんてことも無いし。
今回は子どもたちの問題がテーマ。親子関係もですが、一番ページを割いているのはいじめ問題かな。読んでいて胸が痛いのですが、読み進める手が止まらない。
私自身は深刻ないじめに直面したことがないのですが、何か、軽い気持ちでしたことが誰かを深く傷つけた可能性はあるな、と。周りに露呈した事件なんかはありませんでしたけど。割と勝気に言い返す子しかからかわれないような中学だった気がする…他のクラスはわからないけど…
もちろん仲の良い悪いはありましたけどね。
集団で一人共通の敵をつくるって、手っ取り早いからなあ…女子だけかしら。
本作に登場する素敵な美術教師、馬場先生の描写が、おばあちゃん→大きなお尻→骨と皮だけとあり、痩せ型→ぽっちゃり→痩せ型とウロウロしましたが。大きなお尻でも痩せ型の人はいるにしても、小説になるとイメージし辛いことがわかりました。
あと、中一の佳奈ちゃんが、同級生のことを子どもたちと表現したのには違和感。自分を含む同級生を子どもと言うかな?
ハチベエ宅の長男についても、色々ショックを受けた一冊ではありましたが、児童書のような後味で良かったです。
メインと思われた事件は思ってたのと違いましたが、本編シリーズファンへのサービスでしょう。それに子ども時代の記憶の不思議と言うテーマは面白いですし。
ハカセの出番は少なめ。
あと、この巻からゆず推しになった模様。
ところどころ説明ぽさはありますが、すぐに読めてサクッと楽しめます。
- 感想投稿日 : 2013年2月4日
- 読了日 : 2013年2月4日
- 本棚登録日 : 2013年2月4日
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