図書館で借りたYA作品。好きですね~,自分。
死後の世界をブラックユーモアたっぷりに描いたファンタジーと言いますか,うん。
内容的には「死ぬまでにしたい10のこと」をYA向けにした,ファンタジーみたいな。
悪魔や天使が普通に出てきます。でも悪魔も天使も想像とは違いコミカル。コンピューターオタクの日本人悪魔まで登場します。日本人ってこんなイメージなんだな。
作者が本当に一番書きたかった,或いは伝えたかったテーマは,人生悔いなく全うしようじゃないか。理解し合おうじゃないか。その選択は間違っていないか。
そう言ったことでしょうね。YAと呼ばれる年頃の子達の多くは,自分が死ぬなんてことは考えず,闇雲にその時を生きています。
でも死は突然やって来て,抵抗できないままに現世から私達をひっぺがす。
よく考えて今を生きようと思いました。
主人公と老人が心通わせていく過程もキュンとします。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
YA(海外男性作家)
- 感想投稿日 : 2012年8月12日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年8月12日
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