前から気になっていた本で、木村さんがCMをされたことをきっかけに、ようやく読めた。
まず、タイトルが印象的。
絵も綺麗で、見た目の印象はすごく良かったが、中身はとっつきにくい感じだった。
表紙のイメージのような綺麗さ、無垢さ、を感じたものの、七草の心情を理解するのはなかなか難しい。
いや、理解の前に、これを言葉に表すのが難しいのか。
分からなくもないな、と思うけれど、これは普段本を読みなれていない学生には難しいだろうな、と思う。
個性の強いキャラクターが数人出てくるものの、それらのかけあいよりも、やはり主人公格の二人のための物語、という印象が強いため、箸休めの効果は薄い。
設定は面白く、謎解きは「なるほどなー」と「それはやりきれないなー」と思ったものだが・・・続きはどうなるのだろう?
続編も似たような雰囲気だとちょっとしんどそうだが、ナドさんなど他キャラクターの活躍やその他の謎が明らかになるのなら、読んでみたいと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2015年7月27日
- 読了日 : 2015年7月27日
- 本棚登録日 : 2015年7月27日
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