中盤の入れ違いで恋仲になるのか…?というくだりで若干ダレた感はあったものの、最終回に向けて特別ドラマチックな展開があった訳ではないながら、とてもほんわかできる素敵な物語でした。途中の修羅場っぷりを考えると、この大団円はご都合主義的に見える人もいるかもだけど。
繰り返し登場する、主要人物の4人それぞれが固有に愚痴を発散する場所の描写が何とも印象的です。あそこまで直情的な愚痴を聞く方はたまったもんじゃないだろうけれど。
時々出てくるドキリとする鋭さをもった台詞回しは木皿泉氏の作品にも似た持ち味でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ドラマ
- 感想投稿日 : 2014年1月12日
- 読了日 : 2014年1月12日
- 本棚登録日 : 2013年11月10日
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