チョッキを着た兎を追いかけると、そこには不思議な世界が広がっていた。主人公アリスは、様々な人物――動物と云うべきか――に出会っていく。永遠に終わらないお茶会の主である帽子屋、癇癪持ちでトランプ姿の女王、不敵な笑みを浮かべる猫……最後は予想していなかった展開だが、”不思議”に完結させることが、この作品の主題なのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年9月5日
- 読了日 : 2016年8月31日
- 本棚登録日 : 2016年9月5日
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