新史 太閤記(下) (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1973年5月29日発売)
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感想 : 124
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下巻は本能寺の変での中国からの大返しから、天下を取るまで。織田家の重臣たちや、家康との駆け引きの心理描写が絶妙です。

これまで司馬作品は幕末以降のものばかり読んでいましたが、戦国物も最高に面白いですね。史実資料が幕末以降に比べて少ないため、逆に物語の描き方が大胆で、小説としての魅力はこちらのほうが上かもしれません。

他の司馬戦国物もいろいろと読んでみたいと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2014年3月31日
読了日 : 2014年3月29日
本棚登録日 : 2014年3月31日

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