一億円もらったら

著者 :
  • 新潮社 (1998年1月1日発売)
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本棚登録 : 67
感想 : 11
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大富豪で身よりのない宮島とその秘書の田ノ倉は、有り余ったお金の使い道として、田ノ倉が見込んだ相手に一億円をプレゼントして、突然大金が入ると人間はどうなるか、を観察することにした。まさに悲喜こもごもな人間劇が繰り広げられ、お金は怖いと感じた。仰げば尊しとミスター・真知子の奮闘を読んで少しほっとしつつ、誰かが言った「奪い合えば足りず、分け合えば余る」という言葉を思い出した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年1月30日
読了日 : 2012年1月30日
本棚登録日 : 2012年1月27日

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