大富豪で身よりのない宮島とその秘書の田ノ倉は、有り余ったお金の使い道として、田ノ倉が見込んだ相手に一億円をプレゼントして、突然大金が入ると人間はどうなるか、を観察することにした。まさに悲喜こもごもな人間劇が繰り広げられ、お金は怖いと感じた。仰げば尊しとミスター・真知子の奮闘を読んで少しほっとしつつ、誰かが言った「奪い合えば足りず、分け合えば余る」という言葉を思い出した。
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- 感想投稿日 : 2012年1月30日
- 読了日 : 2012年1月30日
- 本棚登録日 : 2012年1月27日
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