もぐら 讐 を先に読んだ。
もぐら/影野竜司の性格がよくわからないので、
この本を読んでみた。
影野竜司は 正義感が つよい。
それに、おせっかいである。
そして、怒りが沸騰したら 闇雲に 暴走する。
それにしても 圧倒的な身体能力と格闘能力。
こういうパターンの日本人は 今までなかったような。
感じとしては アメリカ人的なんですね。
情緒という概念が全くないのだ。
7年 刑期に服していたが 全く反省もしてない。
いや。いや。スゴイ。
南亜弥 という高校2年生が 実に不思議な人格。
浮遊している。非現実的であるが、彼女の存在が
高校生を惹き付けていく。でも、なんのために
があまりにもないのだ。
宇田桐 という名前からして この物語の伏線を作る。
ウダギリ → ウラギリ のオヤジだじゃれなのですね。
それにしても、この もぐらくん。
財源は どこにあるのだろうか。
情報料を渡したりするが クライアントはないのだ。
貧乏な筈なのに 金回りがいい。
影野竜司は、殺人権を持っているかのようなところが、
痛快なんでしょうね。物語的物語。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
警察/司法
- 感想投稿日 : 2014年8月18日
- 読了日 : 2014年8月18日
- 本棚登録日 : 2014年8月18日
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