上海異人娼館 チャイナ・ドール デジタルリマスター版 [DVD]

監督 : 寺山修司 
出演 : イザベル・イリエ  クラウス・キンスキー  山口小夜子  高橋ひとみ 
  • 紀伊國屋書店
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本棚登録 : 42
感想 : 4
3

1920年代の上海が 映し出されるが
ときおり 香港のようなシーンもある。

O嬢の物語が原案とか。

この娼館 ならば 見学に行きたいなぁ。
不思議な感じである・・・
ナレーションが フランス語
娼館のマダム ピーター は英語。
娼婦たちは 日本語。
反逆児(石橋蓮司)たちが 中国語と日本語。
上海を舞台にしているがゆえに
実にたくさんの言葉が 乱れ飛ぶ。

マゾの趣味のある娼婦 高橋ひとみ。
こんな役もやっていたなんて 驚きである。

山口小夜子 これも、まったくの意外なキャスト。
怪しい娼婦。

愛染は いつも劇をしながら セックスをする。
最後は 藤田敏八 と 演劇をして・・・
銃で撃つ・・・・。ピアノが川の中から浮かび上がる。
嘘のように生き 本当に死んだ・・・
というナレーションが決まる。

イサベルイリエは 
ステファン卿(クラウスキンスキー)の命令で
娼婦にさせられる。
肌が映画的には きれいですね。
顔の化粧が 濃すぎるし、色合いがおかしい。

イサベルの身をまかせて 愛が貫かれるか
ということであるが・・・
ステファン卿には 好きなオンナ ナタリーがいる。

ステファン卿は カジノのオーナー。

料理屋の少年が イサベルイリエ を見初める。
(この少年 錦戸亮に似ている。
キャスト的にも合うと思う。
少年たちは 交番を襲撃して 怪我をするが
それで得た お金で イサベルを買う。

ステファン卿は 嫉妬して・・・
少年を 撃ち殺しに・・・
扉から銃で撃ち 扉を開けると・・・
そこは 海 だった。

これが いちばん意外だった。

糊代が 時折出てきて
映画の編集は 糊代で成り立っていると思った。 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中国
感想投稿日 : 2013年10月21日
読了日 : 2013年10月21日
本棚登録日 : 2013年10月21日

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