高橋伴明監督 2008年作品
いや。おもしろかった・・・
道元の 一生が丁寧に描かれる。
ちょうど興味のあったことが・・・映画でみれるとは。
役者が 中国語を話すということが 当たり前になったのだろうね。
以前は 英語であり、その次は 韓国語だったのであるが・・
中村勘太郎 西村雅彦 笹野高史 の流暢な 中国語にやられましたねぇ。
道元(中村勘太郎)は死を覚悟して 時頼(藤原竜也)にあった。
あるがまま を説く。
道元は 池にうつる 月を 斬ることを 時頼に言う。
時頼は 月をきるが 月は斬れなかった。
月とは 心の中に映る者だ という。
右手に 権力を持てば 左手に その苦悩を持つ と説く。
この 道元と時頼の 話は 実におもしろく
深い意味を持っていた・・・。
道元らしさが 満喫できる。
徐々に話し方を変えていく 道元役の 中村勘太郎
いい仕事をしていた。
内田有紀が 汚れ役を演じ そして 変身して行く。
観音様 になることができそうだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
思想/宗教
- 感想投稿日 : 2013年10月27日
- 読了日 : 2013年10月27日
- 本棚登録日 : 2013年10月27日
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