第10版となった株式投資の不滅の真理は何度読んでも新しい発見を見つけられるであろう名著
2~4章はバブルの歴史・解説なので正直言って退屈な話
しかし今の時点(2013年11月)が高過ぎるのか正当化できるのか判断がつかないような状況の中でバブルで浮かれた耳の痛い歴史は読み返しておくべき大切な話でもあります
新版・新版と繰り返していく中で細かい修正点はあっても本質の部分で初版からなんら変わらない主張ですし年を重ねるごとに主張が確信されていっているようにも感じる
ザックリ書くと
①幅広い分散投資
②年1回のリバランス
③インデックスファンドの活用
④いい時も悪い時も確信を持って投資方針を貫く
1~3は仕組みで完結可能なので4について惑いがあるときには何度でも何度でも読み返すのが正しいのかもしれない
年1回のリバランスと同じで年に1回は再読する期間を作る
毎年富士山登頂を目指す登山者と同じ感覚です
去年は素通りしていた箇所も今年は新たな気付きがあるのかもしれません
それこそインデックス投資に対して読者のレベルが向上したからこその気付きです
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
資産運用
- 感想投稿日 : 2013年11月25日
- 読了日 : 2013年11月25日
- 本棚登録日 : 2013年11月25日
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