マッチ箱の箱、図書館の貸し出しカード、庭で撮影した記念写真、
今でも手元にあるそれらがあるだけで自分が、過去の時間によって守られていると、感じることができる。
経済的な理由で伯母の家に一年間住むことになった朋子。
伯父さんに伯母さん、ローザおばあさん、小林さん米田さんにコビトカバのぽち子に、従兄のミーナ。
見るもの触れるもの感じるもの、すべてが初めてで新鮮でキラキラと輝いていた、
傍には家族と、隣にはいつもミーナがいた。
オトナになっても忘れはしない子供の頃の大切な思い出。
今はもう、ふと思い出してそれに浸ることしかできないけれど、愛しくていつまでも胸の奥にしまっておきたいあのとき。
愛しい話。
何年か前に途中まで読んでたんだけど、
いまさらになって読み返して最後まで読んだ。
ほんとに愛しい。あー、好きだなあ、と思った)^o^(
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2009
- 感想投稿日 : 2012年8月29日
- 読了日 : 2009年11月27日
- 本棚登録日 : 2009年11月27日
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