戦時期日本の精神史: 1931-1945年 (岩波現代文庫 学術 50)

著者 :
  • 岩波書店 (2001年4月16日発売)
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5

[ 内容 ]
カナダの大学で学生に向け語られた、広い視野からの現代日本思想史前篇。
ファシズム支配下の日本知識人の軌跡を通して「転向」の事実と意味を問い直し、それが日本の精神史を貫く「文化の鎖国性」という特質と通底することを明らかにする。
知識と思想のあり方に反省を迫る独自の日本文化論でもある。

[ 目次 ]
一九三一年から四五年にかけての日本への接近
転向について
鎖国
国体について
大アジア
非転向の形
日本の中の朝鮮
非スターリン化をめざして
玉砕の思想
戦時下の日常生活
原爆の犠牲者として
戦争の終わり
ふりかえって

[ 問題提起 ]


[ 結論 ]


[ コメント ]


[ 読了した日 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 岩波現代文庫
感想投稿日 : 2014年10月31日
読了日 : 2014年10月31日
本棚登録日 : 2014年10月31日

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