異常の構造 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (1973年9月20日発売)
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本棚登録 : 360
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[ 内容 ]
精神異常の世界では、「正常」な人間が、ごくあたりまえに思っていることが、特別な意味を帯びて立ち現われてくる。
そこには、安易なヒューマニズムに基づく「治療」などは寄せつけぬ人間精神の複雑さがある。
著者は、道元や西田幾多郎の人間観を行きづまった西洋流の精神医学に導入し、異常の世界を真に理解する道を探ってきた。
本書は現代人の素朴な合理信仰や常識が、いかに脆い仮構の上に成り立っているかを解明し、生きるということのほんとうの意味を根源から問い直している。

[ 目次 ]


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[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 講談社現代新書
感想投稿日 : 2010年12月12日
読了日 : 2010年12月12日
本棚登録日 : 2010年12月12日

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