[ 内容 ]
マルクスは人間や社会や歴史をどうとらえ、『資本論』で何を語り、近代資本主義の未来をどのように予見したのか?
今やマルクス主義は本当にもう無効になってしまったのだろうか?
20世紀世界の根幹的思想を、独自の視点と平明な言葉で掘り返し、脱近代への発展的継承を試みる。
[ 目次 ]
●マルクスの開いた新しい世界観
人間観をどのように改新したか
社会観をどのように更新したか
歴史観をどのように転轍したか
●『資本論』で言いたかったこと
物象化された経済の構造的分析
賃労働者を搾取する機構の暴露
資本主義経済体制の包摂的支配
●資本主義の命運と共産主義革命
近代的市民社会像への批判視角
資本主義社会体制の歴史的命運
共産主義未来社会の実戦的意想
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
講談社現代新書
- 感想投稿日 : 2010年11月21日
- 読了日 : 2010年11月21日
- 本棚登録日 : 2010年11月21日
みんなの感想をみる