対話の哲学 ドイツ・ユダヤ思想の隠れた系譜 (講談社選書メチエ)

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  • 講談社 (2008年11月11日発売)
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[ 内容 ]
“わたし”は世界の中心ではない。
“あなた”から語りかけられるときに初めて“わたし”が生まれるのだ。
コーヘン・ローゼンツヴァイク・ローゼンシュトックなど、本邦未紹介の近代ドイツのユダヤ哲学とフンボルトの「双数的」言語論を起点に、プラトン以来2500年の自己中心主義の呪縛を解く。

[ 目次 ]
序章 現代の思想状況と二〇世紀転換期のドイツ・ユダヤ人
第1章 ドイツ・ユダヤ人と啓蒙主義
第2章 関係は関係なきもののあいだになりたつ―ヘルマン・コーヘン
第3章 西洋哲学はモノローグの思考である―フランツ・ローゼンツヴァイク
第4章 モノローグの言語から対話の言語へ―プラトン、オースティン、フンボルト
第5章 対話の一般的構造

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[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 講談社選書メチエ
感想投稿日 : 2010年6月5日
読了日 : 2010年6月5日
本棚登録日 : 2010年6月5日

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