[ 内容 ]
なぜ早慶の両校がこれほどまでに地位を高めたのか、というのが本書の関心であり、そのことを幅広い視点から論じている。
戦前にあってはこの両校は東大・京大などの帝国大学の後塵を拝していた。
戦後のある時期から早慶両大学は国立の名門大学に急追をかけ、現在、すでに追い越している分野もある。
例えば、政界、マスメディア、文壇における早稲田、経済界、政界における慶応である。なぜ早慶はこのような成功を収めているのであろうか。
[ 目次 ]
第1章 早稲田と慶応はなぜ伸びたか(戦前日本の学歴社会 戦後学制改革の波紋 沸騰する早慶人気)
第2章 二人の創設者-福沢諭吉と大隈重信(啓蒙思想家・福沢諭吉 政治家・大隈重信 早慶の出身者たち)
第3章 慶応と階層固定化社会(慶応式一貫教育 慶応生事情 慶応素鬱行政の結束力)
第4章 早稲田とマスプロ教育(早稲田の人材力 早稲田人の「個性」 規模拡大路線の功罪)
第5章 大学の生きる道(大学とは何か 大学の財政 私学の生きる道 早慶の進む道)
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読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
講談社現代新書
- 感想投稿日 : 2010年11月23日
- 読了日 : 2010年11月23日
- 本棚登録日 : 2010年11月23日
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