歴代天皇のカルテ (新潮新書 173)

著者 :
  • 新潮社 (2006年7月14日発売)
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[ 内容 ]
自閉症を疑わせる第11代垂仁帝の皇子、虚弱体質への劣等感から東大寺大仏を建立した第45代聖武帝、菅原道真の怨霊を恐れ神経症となった第60代醍醐帝、今様の歌いすぎで慢性喉頭炎を患った第77代後白河帝、徳川幕府との確執より痔疾に悩まされた第108代後水尾帝…。
古代から今上天皇まで125代、その血脈はいかにして受け継がれてきたのか。
病歴、死因はもちろん、后妃の数、あるいは精神医学までも徹底的に診断する。

[ 目次 ]
1 疫病調伏のための「大王」―飛鳥・奈良時代
2 怨霊の祟りに置き換えられた病魔―平安時代
3 肖像画に如実に顕れた健康状態―鎌倉~安土桃山時代
4 幕藩体制の下で―江戸時代
5 現代医学と生活習慣病―明治・大正・昭和
6 病録の章
歴代天皇一二五代カルテ一覧表

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新潮新書
感想投稿日 : 2011年5月23日
読了日 : 2011年5月23日
本棚登録日 : 2011年5月23日

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