[ 内容 ]
自閉症を疑わせる第11代垂仁帝の皇子、虚弱体質への劣等感から東大寺大仏を建立した第45代聖武帝、菅原道真の怨霊を恐れ神経症となった第60代醍醐帝、今様の歌いすぎで慢性喉頭炎を患った第77代後白河帝、徳川幕府との確執より痔疾に悩まされた第108代後水尾帝…。
古代から今上天皇まで125代、その血脈はいかにして受け継がれてきたのか。
病歴、死因はもちろん、后妃の数、あるいは精神医学までも徹底的に診断する。
[ 目次 ]
1 疫病調伏のための「大王」―飛鳥・奈良時代
2 怨霊の祟りに置き換えられた病魔―平安時代
3 肖像画に如実に顕れた健康状態―鎌倉~安土桃山時代
4 幕藩体制の下で―江戸時代
5 現代医学と生活習慣病―明治・大正・昭和
6 病録の章
歴代天皇一二五代カルテ一覧表
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[ 参考となる書評 ]
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カテゴリ:
新潮新書
- 感想投稿日 : 2011年5月23日
- 読了日 : 2011年5月23日
- 本棚登録日 : 2011年5月23日
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