タイトルの魔力: 作品・人名・商品のなまえ学 (中公新書 1613)

著者 :
  • 中央公論新社 (2001年11月1日発売)
3.27
  • (3)
  • (12)
  • (33)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 219
感想 : 17
3

[ 内容 ]
絵画や彫刻の展覧会で、作品の傍らには必ずネームプレートが寄り添っている。
音楽、小説、詩、戯曲…。
いずれにもなんらかのタイトルが付されている(なかには「無題」というタイトルもある)。
では、このタイトル、いつごろからどのように、作品と不即不離の関係になったのだろう。
人の名前、商品のネーミングも視野に入れながら、芸術作品におけるタイトルの役割と歴史を考える、刺激に満ちた美学の冒険。

[ 目次 ]
タイトル、この気になるもの
なまえと名詞
なまえの魔力
名づけとネーミング
商品名とタイトルの場所
タイトルの空間
タイトルの歴史学(文学の場合;絵画の場合)
タイトルの言語学―「テネシー・ワルツ」を御存じですか
タイトルのレトリック
理論としてのタイトル
タイトルの脱芸術化

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中公新書
感想投稿日 : 2011年4月3日
読了日 : 2011年4月3日
本棚登録日 : 2011年4月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする