内部告発と公益通報: 会社のためか、社会のためか (中公新書 1837)

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  • 中央公論新社 (2006年3月1日発売)
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[ 内容 ]
牛肉産地偽装、自動車メーカーのリコール隠し、警察の公金不正流用、建設業界の官製談合…官民問わずに不祥事が続いている。
そしてこれらの事件の多くは、関係者による内部告発がきっかけとなって明るみに出ている。
内部告発はどのようなメカニズムでなされるのか。
告発者の心理、告発された組織からの報復等、そのプロセスを解説するとともに、2006年4月施行の公益通報者保護法が社会に与える影響を考察する。

[ 目次 ]
第1章 内部告発と公益通報
第2章 いくつかの内部告発事件
第3章 告発する側される側の攻防
第4章 内部告発をめぐって
第5章 公益通報者保護法の内容
第6章 コンプライアンスと日本の法律

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中公新書
感想投稿日 : 2011年4月3日
読了日 : 2011年4月3日
本棚登録日 : 2011年4月3日

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