[ 内容 ]
旧制高等女学校の生徒たちは、戦前期の女性教養層を代表する存在だった。
同世代の女性の大多数とはいえない人数であったにもかかわらず、明治・大正・昭和史の一面を象徴するものだったことは疑いない。
本書は、彼女たちの学校教育、家庭環境、対人関係の実態を検証する試みである。
五〇年弱しか存在しなかったにもかかわらず、消滅後も、卒業生たちの思想と行動をコントロールし続けた特異な文化の再発見。
[ 目次 ]
序章 女学生とは
第1章 文学少女
第2章 女学生の手紙の世界
第3章 堕落女学生・不良少女・モダンガール
第4章 ミッション女学生
終章 「軽薄な知」の系譜
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カテゴリ:
中公新書
- 感想投稿日 : 2011年4月6日
- 読了日 : 2011年4月6日
- 本棚登録日 : 2011年4月6日
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