[ 内容 ]
貧困は遠い国の出来事ではない。
統計によれば、日本でも五日に一人の割合で餓死者が発生している。
貧困に苦しむ人々を救うために、バングラデシュで始まったマイクロファイナンスはアメリカ、フランスなど先進国でも、その力を発揮している。
担保のない人々に融資をしながら、貸倒れ率一~二%という実績を残す「驚異の金融」―これは日本の貧困問題にも有効か。
この国の貧困の現状をデータに基づき明らかにし、導入の可能性に迫る。
[ 目次 ]
序章 日本でマイクロファイナンスが普及しない理由
第1章 深刻化する貧困
第2章 マイクロファイナンスとは何か
第3章 先進国のマイクロファイナンス
第4章 日本版ビジネスモデル
第5章 公の限界と民の限界
第6章 共感のある社会
第7章 私たちにできること
終章 マイクロファイナンスの先にあるもの
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カテゴリ:
中公新書
- 感想投稿日 : 2011年4月2日
- 読了日 : 2011年4月2日
- 本棚登録日 : 2011年4月2日
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