[ 内容 ]
大人と対等と信じ、他人を気にかけなくなった子ども。
「プロ教師の会」代表の著者は教職40年で、この変化と格闘してきた。
本書はオレ様化の原因を探り、個性化と社会化のあり方を問う。
[ 目次 ]
第1部 「新しい子ども」の誕生(教師と子どもは「他者」である 戦後社会の変遷と子どもたち 幼児期の全能感と「特別な私」 なぜ「校内暴力」は起きたのか 変わる子ども、変わらない教師 大人と「一対一」の関係を望む子どもは「一」ですらない 子どもに「近代」を埋め込もう)
第2部 教育論者の子ども観を検証する(宮台真司―「社会の学校化」か「学校の社会化」か 和田秀樹―学力低下論の落とし穴 上野千鶴子―偏差値身分制と児童虐待 尾木直樹―学校告発はなぜ不毛なのか 村上龍―『13歳のハローワーク』とゆとり教育 水谷修―夜回り先生は「教師」ではない)
終章 なぜ子どもは変貌し、いかに大人は対処すべきか
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
中公新書ラクレ
- 感想投稿日 : 2011年3月26日
- 読了日 : 2011年3月26日
- 本棚登録日 : 2011年3月26日
みんなの感想をみる