民俗信仰を読み解く なぜ日本人は賽銭を投げるの (文春新書 303)

著者 :
  • 文藝春秋 (2003年2月20日発売)
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[ 内容 ]
超情報化社会にありながら、私たちの暮らしには、昔からの慣習が生きている。
ことに、生と死、神と仏に関するしきたりには―。
しかし、よく考えれば疑問がいっぱいだ。
例えば、神さまに供える賽銭を無礼(?)にも、なぜ投げるのか?
玄関になぜお札を帖るのか?
葬儀でなぜ香典を出すのか?
死者になぜ枕飯や火を供えるのか?
それら民俗信仰のもつ意味を見つめ直し、自らの来歴を忘れがちな現代人に改めて問う、示唆に富む論考。

[ 目次 ]
第1章 四季おりおり
第2章 暮らしと信仰
第3章 比叡山の水脈
第4章 葬儀と墓
第5章 死の神話
第6章 賽銭はなぜ投げるのか

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文春新書
感想投稿日 : 2010年6月2日
読了日 : 2010年6月2日
本棚登録日 : 2010年6月2日

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