[ 内容 ]
それぞれの国民は自分たちにふさわしい政治家しか持てない。
こんな身もふたもないことを言ったのは、18世紀フランスのあるカトリック僧だ。
革命勢力に対する皮肉に満ちたこの警句が真理だとすれば、現在の日本人は自分自身に絶望せざるをえない。
しかし、たかだか数十年前の日本には、自分の全存在をかけて政治の道を歩む男たちがたくさんいた。
挫折と成功の狭間で必死に闘っていたこれらの政治家の人生から、今日の日本人が学べるものは何だろうか。
[ 目次 ]
第1章 犬養毅と尾崎行雄―「憲政の神様」の虚像と実像
第2章 床次竹二郎と浜口雄幸―首相の座をめぐる明暗
第3章 永井柳太郎と西岡竹次郎―雄弁がもてはやされた時代
第4章 森恪と秋田清―「策士」と呼ばれた政治家
第5章 木下成太郎と田辺七六―地方政界から国政の場へ
第6章 前田米蔵と鳩山一郎―つりあわないライバル
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公開設定:公開
カテゴリ:
文春新書
- 感想投稿日 : 2011年4月17日
- 読了日 : 2011年4月17日
- 本棚登録日 : 2011年4月17日
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