「はとバス」六〇年――昭和、平成の東京を走る(祥伝社新書208)

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  • 祥伝社 (2010年6月30日発売)
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[ 内容 ]
空襲で焼け野原となった東京に観光バスを走らせる―。
誰も相手にしなかった奇想天外なアイデアは、営団地下鉄の一職員が発想した。
「復興していく東京を全国の人に見てもらおう」。
男の情熱は周囲を動かし、平和の使者「はと」をマークに観光バスは走り始めた。
以後、はとバスのコースは、東京の戦後史を見事に反映していく。
銀座に街灯が灯った日、「夜の観光コース」が登場、吉原の灯が消えると「おいらんショーコース」が人気を博した。
東京タワーができると、はとバスの人気は爆発し、経済成長と共に外国人観光客も押し寄せた。
常に斬新な企画で東京の魅力を伝えつづけてきた、はとバス。
本書は、めまぐるしく変化してきた東京を知る恰好のガイドとなっている。

[ 目次 ]
第1章 二〇一〇年TOKYOの旅
第2章 発車オーライ
第3章 昭和三〇年代を走る
第4章 はとバスガールたち
第5章 東京オリンピック前後
第6章 オイルショックとバブル前夜
第7章 バブル景気に踊って

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[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 祥伝社新書
感想投稿日 : 2011年6月5日
読了日 : 2011年6月5日
本棚登録日 : 2011年6月5日

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