ルポ産科医療崩壊 (ちくま新書 798)

著者 :
  • 筑摩書房 (2009年8月1日発売)
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感想 : 10
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[ 内容 ]
産科医が自らを語るのに使う枕詞がある。
絶滅危惧種―。
保護してももう手遅れ、産科医が日本から消えるのを止めることはできない、という自嘲の言葉だ。
医師も産める場所も激減した背後でお産難民や妊婦“たらい回し”などが急増している。
そして、激務に喘ぐ新生児科。
少子化の危機が叫ばれるいま、周産期医療の現場では、何が起こっているのか。
これから産み、育てる私たちはいったい何ができるのか。

[ 目次 ]
プロローグ 周産期医療の現実
第1章 産み場所はなぜ消えるのか
第2章 増える「危うい」妊娠
第3章 増える「困った」妊婦
第4章 逃げ出す医師たち
第5章 被災地・NICU
第6章 助産師は時代の救世主か?
第7章 安心して産むために
エピローグ 絶滅危惧種

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ちくま新書
感想投稿日 : 2010年8月29日
読了日 : 2009年12月9日
本棚登録日 : 2010年8月29日

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