限界集落の真実: 過疎の村は消えるか? (ちくま新書 941)

著者 :
  • 筑摩書房 (2012年1月10日発売)
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[ 内容 ]
高齢化が進み、いずれ消滅に至るとされる「限界集落」。
だが危機を煽る報道がなされているのに、実際に消滅したむらはほとんどない。
そこには逆に「限界集落」という名付けをしたことによる自己予言成就―ありもしない危機が実際に起きる―という罠すら潜んでいる。
カネの次元、ハードをいかに整備するかに問題を矮小化してきた、これまでの過疎対策の責任は重い。
ソフトの問題、とりわけ世代間継承や家族の問題を見据え、真に持続可能な豊かな日本の地域社会を構想する。

[ 目次 ]
序 むらは消えるか―東日本大震災を経て
第1章 つくられた限界集落問題
第2章 全国の過疎地域を歩く
第3章 世代間の地域住み分け―効率性か、安定性か
第4章 集落発の取り組み
第5章 変動する社会、適応する家族
第6章 集落再生プログラム

[ 問題提起 ]


[ 結論 ]


[ コメント ]


[ 読了した日 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ちくま新書
感想投稿日 : 2014年11月23日
読了日 : 2013年8月8日
本棚登録日 : 2014年11月23日

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