[ 内容 ]
「地方から国を変えよう!」のかけ声のもと怪気炎を上げる知事や市長、地域政党。
彼らは行政の無駄を廃した地元の発展、自立した地域同士の連携によって国と対峙することを目指している…ように見える。
だがその主張は矛盾だらけ。
幻想の地域主権と言わざるをえない。
この熱狂の行き着く先には何が待っているか。
“改革派”首長が掲げた政策と彼らの政治行動、さらに結果を分析しながら、あらためて地方自治の根幹を問いなおす。
[ 目次 ]
序章 暴走する首長たち
第1章 大阪都、中京都、新潟州―相次ぐ大都市再編構想
第2章 「改革派」たちが遺したもの
第3章 地域主権の落とし穴
第4章 欧米は本当に分権国家なのか
第5章 混迷する国政のあだ花か
終章 地方自治はどこへ行く
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ちくま新書
- 感想投稿日 : 2014年12月13日
- 読了日 : 2013年9月23日
- 本棚登録日 : 2014年12月13日
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